チェダーチーズ
■タイプ セミハードタイプ
■原産地/地方 イギリス/サマーセット州を中心とした南西部
■ミルクの種類 牛
移民により世界中に広がったチェダーチーズ
ロンドンから西のサマーセット州チェダー村がチェダーチーズの故郷です。
16世紀ごろ、チューダー王朝に人気のあったチーズで、世界各地に移り住んだ移民たち手によって、世界各国で作られるようになりました。
やがて工場でも生産されるようになり、今ではチェダーチーズの殆どが工場製。輸送に便利な四角い形でワックスでコーティングされています。
ゴーダチーズと並びプロセスチーズの主な原料となっている事情もあり、世界で最も生産されるチーズとなりました。日本に輸入されるチェダーチーズも工場製がメインで、大抵は立方体で真空パックしてから熟成させています。
クセがなくて食べやすく、クリーミーでほのかな甘みとナッツのような香りがします。レッドチェダーは、植物性着色料アナトーで色づけされていますので、鮮やかな赤橙色をしています。
伝統的な作り方を守る農家製(ファームハウス・チェダー)は、わずかですが作られていて、日本にも輸入されています。
工場製と違って、大きな円筒状で、外側に布を巻き、ラードを塗って大切に熟成させます。チーズの表面にみえる布目は農家製の目印です。
芳醇でどっしりとした旨味、やわらかな酸味があり、独特の甘い芳香があります。
製造過程で、カード(固めたミルク)を切って積み重ね、しばらく置いて返すという作業を繰り返します。そのあとカードを砕いて型に詰めるので、もろくて崩れやすい独特の質感が生まれます。
伝統的なチェダーチーズは「ウェスト・カントリー・ファームハウス・チェダー」という名称で、DOPにより守られています。
■相性のよいワイン・ドリンク
イギリスのコクのある黒ビールや、スコッチウイスキーに良く合います。
■相性のよい食べ物
ピスタチオやヘーゼルナッツ、松の実などのナッツ類や、甘い果物と一緒に食べると良いでしょう。サラダやオムレツ、料理のソースなどに使います。


