マンステール
■タイプ ウォッシュタイプ
■原産地/地方 フランス/アルザス地方・ロレーヌ地方
■ミルクの種類 牛
古い歴史をもつ修道院のチーズ、マンステール
マンステルは古い歴史をもつチーズで、その始まりは七世紀ごろと云われています。フランスとドイツとの国境であるアルザス地方の、ヴォージュ山脈の谷の修道院で、修道士たちが牛を放牧し、そのミルクでチーズを作りました。
マンステールの名前の由来は、モナステール(小さな修道院)が語源であるという説と、谷の名がマンステールだったという説があります。
14世紀に入るとマンステールはフランス全土で知られるようになり、アルザスからロレーヌ地方で作られるようになりました。
今ではヴォージュ山脈の東と西で作られていて、東のアルザス地方のものはマンステール、西のロレーヌ地方のものはマンステール=ジェロメと呼ばれます。
A.O.C.チーズです。
表面はピンクがかったオレンジ色で筋状の模様があります。独特の強いにおいがありますが、中身は意外とマイルドで、ねっとりして濃厚なミルクのこくが味わえます。熟成の若いものはやさしいクリームのような甘さがあります。
農家製のマンステールを求めるなら、牛を放牧する夏から秋が旬になります。
■相性のよいワイン・ドリンク
一般的にウォッシュタイプのチーズに合うのは赤ワインですが、マンステールの場合は白ワインがおすすめ。
アルザス産の白ワイン「ゲヴェルツトラミネール」は、とても華やか香りとまろやかで豊かな味わいが特徴です。
■相性のよい食べ物
フランスでは、爽快な香りのキャラウェイシード(別名:ローマンクミン・姫茴香)と一緒に食べるのが定番。キャラウェイシードやセージ入りのマンステールもあります。
ライ麦パンや甘みのあるレーズンと。
料理に使われることが多く、じゃがいものグラタンやキッシュに合います。
